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感染対策の取り組み 4

グローブについて

歯科というは、大きく分けると外科系の処置が大部分になります。

観血処置が多いのも特徴の一つです。(気軽に思える「歯石取り」も、医学的には観血処置に分類されるため、循環器系の疾患のある一部の方などは、事前に抗菌薬を服用する必要がある事もあります)

このような特徴のため、さきに解説したスタンダードプリコーションにより、術者やアシスタントはグローブを着用しています。

​このグローブですが、当院では(診療台4台です)多い月で約9000枚、平均でも一月5800枚ほどを使用します。

2016年秋より、基本的に「パウダーフリーのニトリル(合成ゴム)グローブ」に統一致しました。

時を同じくして2016年12月18日に、アメリカFDA(米食品医薬品局)が手袋に塗布されているパウダーがアレルギー誘発などのリスクを高める可能性があるとして流通を差し止めると発表しました。

これを受け、我が国では2016年12月27日付で厚生労働省が、2018年末までに流通する手袋をパウダーフリーに切り替えるよう求める通知を出しました。

   (以前はラテックス(パウダー付き、パウダー無し)、プラスチック、ニトリル、の計4種類を採用していました。

​        複数の種類があるのは、おもに患者さん毎のアレルギーに対応するためです。)

グローブ、ニトリル、パウダーフリー
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